2’nd ライフ
たかが3ヶ月かも知れないが私にとってはとても長い3ヶ月だった。。。
事の始めは、慢性化した糖尿病だった。
当時は、糖尿病はいつものこと、、、精々2週間も入院すれば血糖値は安定して即退院できるとなめていた。
案の定、入院4日目には血糖値は安定し、糖尿性の腎症に関しても、病院が許容するボーだラインには届かなかったものの脅威の回復力で尿に下りるたんぱく質が入院時の25%まで改善した。
その結果が、俺に限ってと言う慢心を更に強めてしまう結果となった。本当に愚かだった。。。
頚部動脈内の血栓の有無を超音波検査した際、私の甲状腺と副甲状腺に「腺腫」と言う腫瘍らしき影が3つもあると宣告された。
おそらくは良性だろうが、悪性癌の可能性も否定できないので精密検査をしましょうと言われた。
有頂天になり伸びに伸びた鼻をへし折られた瞬間だった。。。
この時から癌かも知れない、、、癌だったらどうすれば良いんだと言う心の葛藤が始まった。
家内には涙を流しながら誤った。頭を下げたことのない親父(社長)にも万が一のことがあったら俺の家族をお願いしますと頭を下げた。
それから、CT、MRI、シンチグラフィーと言った映像検査で甲状腺、副甲状腺、脳下垂体、膵臓などのホルモンを分泌する内臓をすべて検査された。
甲状腺の組織検査の際は本当に辛かった。見たこともないような大きく太い注射器を喉元に刺されて細胞組織を採取された。思い出したくもない経験だった。
辛い検査が終わり副甲状腺以外のホルモン分泌内臓には異常がないことが分かった。
ほんの少しだがホッとできた。
しかし、ホッとしたのも束の間で副甲状腺腫瘍2つに関しては、手術して細胞検査をしないと良性か悪性かの判別はつかないと言われた。
全身麻酔をした5時間にも及ぶ手術、、、本当に辛かった。。。
術後1週間、副甲状腺腫瘍の良性、悪性の判別結果がでるまでは生きた心地がしなかった。
主治医、看護師の皆さん、親戚関係、家族、みんな私の気持ちを気遣って優しく接してくれた。
1週間後、、、主治医が良性だったと報告してくれた。主治医、担当医、看護師が本当に良かったねと自分のことのように喜んでくれた。
私個人のことでこんなに喜んでくれるのかと深い感動を覚えた瞬間だった。
これでやっと安心して人生が送れると自信がついた。自分の生き方も改める決心がついた。
人の心を感じ、人の気持ちになって経営に携わろうと決意できた。家族に対しても今まで以上に優しくありたいと決意できた。
そして、、、自分の一生の趣味と決めている投げ釣りにも再び接することができる。投げ釣りの神様に本当に感謝したい。
私には私の投げ釣りがある。他人からいくら非難されようが中傷を受けようが私の生活スタイルに見合った投げ釣りがある。
自分にできないからと言って人を妬みたくはないし迷惑はかけたくない。
自分にできないのは、あくまで自分に力がないからだ。そんな時はこの経験を生かして自分を戒めたい。
仕事も今まで以上に頑張って更にレベルの高い投げ釣りライフを満喫できるようになりたい。
さて、私にとってとても長い3ヶ月だった。
今日から、私にとっての第二の投げ釣りライフが開始される。
今晩からの大会はその序章だ。
ベストを尽くして大切に、そして丁寧に、、、真面目に、、、今は何よりも竿を振れると言うことが嬉しくて仕方ない。
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