ひ、ひどい目にあって帰ってきました・・・。
仕事初出の終った5日の夜から投げ釣りに興味を持ち出した次男坊を引き連れて、島根県・隠岐に行って参りました。
フェリー乗り場に到着したのは6日の午前1時、出航時刻の直前までマイカーの中で休んで、いざ、出陣!雨の心配をしつつも往路は何とか雨が耐えてくれ、釣座に急ぎました。
今回は、マイカーで乗り込んだのでとても楽チンで、多少の雨が降っても楽勝さとたかをくくっての釣行でした。
早速ポイントに到着し、私は虫エサで投げ釣りの準備、次男坊には夕まずめと翌日の飲ませ釣りに使う生きアジの調達を始めさせました。まず、私の竿には幸先よくバッチもののカワハギが食いつきホッとします。
いつもであれば、ボーズがなくなったと言う安心感が芽生える訳ですが、この時ばかりは、息子に親の威厳を見せることができて良かったと言う安心感のようなものでした。
次男坊も、最初は手こずったものの5分に1匹のペースで小ぶりのアジを上げ始めます。途中、雨が降り出しましたが、アジが好調に釣れ出し雨なんてなんのその。
取り敢えずは夕まずめと翌日分の生きアジの確保が完了しました。
エサのアジが調達できたので、つぎは本格的な投げ釣りを教えてあげようとサビキは一旦終了して竿4本をすべて飲ませ釣りの仕様に切り替えました。すると、この頃が風が強くなって、妙な雰囲気になり始めます。経験上、雨後の風は嫌な経験をしたことしかなく、まともな釣りをしたことがないからです。
体に突き刺すような風が、実温度以上に体感温度を下げてくれます。こりゃ駄目だと次男坊は一旦マイカーに撤収させて、私一人で大物からのシグナルを待ちます。しかし、風は強くなる一方で、三脚に乗せ掛けたロッドが吹き飛ばされるほど酷くなって、おまけに一旦はやんだ雨が雹(ひょう)に変わって私の顔面に突き刺さってきます。もう、冷たさを通り越して私の顔面は痛くなるばかり・・・。。
さすがに、私もロッドを三脚から下ろしてマイカーに撤収しました。
その時です。私が車に撤収した瞬間、私の頭上で今までに聞いたことのない爆音が轟き、目の前が真っ白になりました。その後、一瞬にして周囲が真っ暗になりました。
一体何が起こったのだろうと、頭の中を整理しますが、本当に一瞬のことだったので何が起こったのか?さっぱり解りません。ただ、周囲の町明かりや防波堤の先端にある街路灯が消えて真っ暗になったことから雷が落ちたんだろうということが解りました。
過去に体験した雷は、そのほとんどが予兆のあるものでしたから、近くで落雷しても、まず、慌てることはありませんでした。しかし、今回の落雷は雨が雹(ひょう)に変わった瞬間のものでしたので本当に慌ててしまいました。もし、撤収しないで竿を振っていたらと考えると、本当にゾッとしました。
どうやら、街路灯に落雷したような感じです。何故なら周囲に通電が始まって明るくなり始めても、点灯していた街路灯だけが点灯しなかったからです。
こんな状況で釣りをする気持ちはすっかり萎えてしまいました。車の目前に置いてあるタックルを回収するにも、雷が怖くて車の外に出ることができません。完全に雷が通り過ぎるまで1時間ほど待って、大急ぎでタックルを車に積み込みフェリー乗り場の駐車場で天候の回復を待ちました。
しかし、しかしですね、天候は回復するどころか益々酷くなるばかり・・・。風は台風並みの強さで、マイカーが縦横に揺れること揺れること・・・。おまけに雨が雪になったり、みぞれになったり、雹(ひょう)になったりで、特に直径1センチほどの雹(ひょう)に変わったときは、車のフロントガラスに当たるゴン、ゴン、という音が、窓が割れてしまうんとちゃうか?と思わせるほど恐ろしいものでした。
こんな状況でしたから、もう、釣りはやんぺです。。。次男坊にもこんな状態だから明日の一番船で家に帰ろうと説得し、そのまま、フェリーターミナルの駐車場で日の明けるのを待ちました。
問題はそこからでした・・・。午前6時頃だったか、駐車場内のスピーカーから「隠岐汽船は悪天候のため、本日の就航は終日中止となりました。」という、我が耳を疑いたくなるようなメッセージが放送されたのです。
今日は、隠岐で時間を潰すしか術はありません。
今日は仕方ないけど、明日は大阪に戻らないと会社に出勤もできませんし、子供も学校に行くことができません。本当にえらいこっちゃです!
隠岐汽船の事務所が開いてから、翌日分の切符を押さえようと手配しますが、「明日も動くかどうか解りませんよ。」という係員さんの返答に、「最悪・・・」と、落ち込んでしまいました。
自身の気持ちはとってもナーバス、しかし、そんなことよりも2日間も車内で夜をすごした次男坊の体調面が気になります。今日は、ホテルに泊まろうと宿泊の手配をしますが、ここで問題が更に勃発!
な、なんとフェリーターミナル前のホテルに電話を入れると、「閉館しているんです。」とつれない返答・・・。内心、今は正月休みやぞ!正月に開店せんで、いつ儲けんねん!と思うも、どうしようもない状況にタジタジです。
う~ん、どうしようか?非常に困ってしまいました。
頭の中を整理して、打開策を模索します。落ち着け、落ち着け、自分に言い聞かせて思案しました。すると、以前、俺様や~~!!!様に連れてきて頂いた際に、フェリー乗り場の隅っこに観光協会があったことを思い出しました!
しかし、こんな状況で営業しているんやろか?でも、それしか方法が見つからなかったので足早に観光協会に向かうと、、、営業していて一安心。事情を説明して開店休業状態の民宿を紹介して頂くことができました。
取りあえず、今日の宿泊先は決定しました。次男坊も私の様子を察知してか、いつもの我侭好き放題の言葉が出てきません。子供ながらに気遣っていてくれたのでしょうね。
お昼ごろ、チェックインしてその後は子供と任天堂DSを使ったゲーム大会の開始です。いつもは、私や家内に時間を決められて遊んでいますが、今日はばかりは時間無制限のやり放題。目を輝かせてゲームをしている息子に「俺よりパワーあるな」と呆れてしまった私でした。
翌日、朝一のニュースでは波浪警報から波浪注意報に変わって海上の様子は落ち着き始めた様子です。隠岐汽船に電話を入れて確認すると、大丈夫ですという言葉に一安心。やっと、帰れる。いや、それよりも入院明けでこれ以上会社を休んで社員に迷惑を掛けたくはなかったし、子供の学業の邪魔は絶対にしたくなかったので、切符を手中にして、本当に安堵の気持ちに浸れることができました。
やっとのことでフェリーに乗船。安堵した気持ちから、私も息子も大爆睡し、あっという間に境港のフェリー乗り場に到着しました。
それから、3時間かけて無事に帰宅し一段落・・・。
今回のような散々な体験に次男坊はどんな感想を抱いているのかと、感想を聞くと「また、お父さんと隠岐に行きたい。」と言ってくれた言葉に思わずウルッときた私でした。
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